TFCC損傷
- 手をつくと痛む
- TFCC損傷と診断された
- 整形外科で治りにくいと言われた
- 手首の外側の骨が出っ張ってきている
- 手首の小指側が痛む
TFCC損傷とは
TFCCとは手首の小指側の位置にあり、2つの骨(橈骨と尺骨)の間を結んでいる靭帯や腱、軟骨などの軟部組織によるネットワーク構造のことを言います。この部位は専門的には「三角線維軟骨複合体」と呼ばれており、この用語の英語表現(Triangular FibroCartilage Complex)の頭文字をとってTFCCと呼んでいます。
TFCCは正常状態では、手首の小指側の安定性、支持性を与えています。また、手首に回旋力(ドアノブを回す、あるいはキラキラ星の振り付けのような手首を回す動作)が加わったときに、力の伝達・分散・吸収の役割があります。
TFCC損傷の原因
外傷や加齢、繰り返しの負担などでダメージを受けて痛みが出るケガです。転倒して手をついたりしたときや、スポーツでの使いすぎ、手首を酷使する仕事、炎症や加齢性の変化によって症状が出現します。特にタオルを絞ったり、ドアノブを回したりする動作や重い物を持つなどの際、また手首を小指側に倒す動きや手首を捻る際に痛みが生じます。また症状が強い場合は安静にしていても痛みを覚えることがあります。さらに動作の開始時に手の抜ける感覚を感じることもあります。また、手首の腫れ、可動域の制限などの症状があります。
TFCC損傷の一般的な治療
TFCC損傷に対して一般的に4週間のギブス固定を行います。3・4か月は強い負担を避けるようテーピングや運動制限をしていきます。また、関節鏡を使った手術療法もあり、1度で改善せず、2回3回と手術を受ける人もいます。このため、なるべく手術は避けたい、他の方法を試したいという方は多くいらっしゃいます。
手術以外の治療方法として、痛みの部位にできた異常な血管を減らすための「運動器カテーテル治療」という治療法があります。治りにくい痛みの部位には普通では見られないような異常な血管が増えていて、神経も一緒になって増えることで痛みの原因となっています。カテーテル治療はこの病変を改善させるための方法です
佐賀市ゆめか整骨院・整体院
佐賀市 ゆめか整骨院・整体院では、まず痛めている場所を正確に把握し、しっかりと問診や視診、触診を総合的に行い、状態や治療計画を分かりやすくお伝えします。
施術では、痛みや炎症が強い場合にはハイボルテージ(深層筋肉調整)を使って炎症部を緩和していきます。また、TFCC損傷部は血液が行き渡りにくく、回復が遅いのため、血液循環を改善させると治療期間が短縮できるので炎症期が終われば前腕部にラジオ波(深層筋肉調整)を使い、TFCC損傷部に血液が行き渡るようにしていきます。トリガーポイント整体では手首をかばって筋肉疲労が溜まっているところにピンポイントで整体をしていき、疲労を繰り返さないよう、姿勢も治していく必要があるので骨格矯正を行います。
必要に応じて正しい運動の方法なども指導させていただきます。
TFCC損傷でお悩みの方は、佐賀市 ゆめか整骨院・整体院にお気軽にご相談ください。